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その他 2023.06.07
産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、一般廃棄物に該当しないものを指します。
具体的には、建設工事や製造業、鉱業、電気・ガス・水道業、農林水産業などから排出される廃棄物が含まれます。
日本における産業廃棄物の排出量は、近年は減少傾向にありますが、2019年度の排出量は1億7400万トンと依然として大きな量となっています。
このうち、建設系廃棄物が約3割、製造系廃棄物が約6割を占めています。
産業廃棄物は、埋め立て処分や焼却処分などの方法で処理されますが、埋め立て処分場は限られており、焼却処分はダイオキシンなどの有害物質が発生するため、処理が困難な問題があります。
産業廃棄物排出量の減少策としては、以下のようなものが挙げられます。
産業廃棄物の発生量を減らすことで、最終処分量を削減します。
発生抑制策としては、リサイクルの推進、省資源化、無駄の削減などが挙げられます。
産業廃棄物を原料として再利用することで、最終処分量を削減します。
再利用策としては、建設廃材の再利用、金属くずの再利用、廃プラスチックの再利用などが挙げられます。
産業廃棄物を適切に処理することで、環境への影響を抑えます。
適正処理策としては、適正な埋め立て処分、適正な焼却処分、適正なリサイクルなどが挙げられます。
産業廃棄物は、私たちの生活や経済活動に欠かせないものであり、その排出量は大きなものとなっています。
しかし、産業廃棄物には環境への悪影響が伴うため、その排出量を減らすことが重要です。
産業廃棄物排出量の減少策としては、発生抑制、再利用、適正処理などが挙げられます。私たち一人一人が、産業廃棄物の排出量を減らすための取り組みをしていくことが大切です。